この曲がアツい!今月のトップ10曲(6月編)

公開日 2022年6月30日 最終更新日 2022年6月30日

現役高校生プロデューサーのHaruumi Nishidaが今月リリースされたダンスミュージックから最も注目されるべき作品を厳選し、全国の音楽ファンへお届けします。毎月紹介される10曲は、こちらのプレイリストからご覧になれます。また、このシリーズで取り上げる曲は、毎月Colors Recordingsの公式のDiscord Serverにて募集しています。ご興味のある方は、こちらのリンクから応募してください。よろしくお願い致します。

1. TAIGA – Breaking Your Love [Chill Planets]

独特なサウンドを奏でる日本人プロデューサー「TAIGA」が新曲「Breaking Your Love」をリリース!ドロップのフルートのような音やキックの鳴り方がオランダプロデューサー「Vluarr」の音に少し似ている気がする。そのタイトな音がなんと言ってもかっこいい。日本人がこんなに綺麗な音を出してるのってすごいですよね(笑)。彼はDJとして6/18に開催されたイベント「NEXT LEVEL」にも出演したが、大盛り上がりだったそうです。TAIGAは、今後も期待できる国内アーティストなのでお見逃しなく!

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2. Triangle – Legacy [Self Release] 

新レーベル「Colors Recordings」の代表者として今話題になっている日本人プロデューサー「Triangle」が新曲「Legacy」を発表!美メロすぎる。彼も6/18に「NEXT LEVEL」に出演し、「Legacy」をかけてステージを盛り上げていたそう。ドロップではEDM業界の伝説「Avicii」のプログレッシブなサウンドを再現しながらも独自のスタイルを奏でていて最高。Verseは少しSteerner感があるように感じるのは自分だけ…?いろんな音が楽しめていいですね。

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3. nelward, blackwinterwells – verdant green [Self Release]

「これ、EDMじゃないじゃん!」と言われる前に説明しておきます。この曲はHyperpopというジャンルの曲。Hyperpopは、EDMでよく使われるエレクトロニックな音と、ポップス要素を合成させたジャンルである。だから確かに、EDMではないかもしれないけど、ポップスでもない。その境目にあるHyperpopには、クリエイティブでオリジナルな曲が多いため、僕は大好きなので、これからも取り上げていこうと思っています。nelwardとblackwinterwellsの新曲を聴いた時、「流石だな」と思った。昔からblackwinterwellsはよく聴いていて、エレクトロニックな音を通して彼が表現する感情は他のアーティストには持っていないものな気がします。しかも、途中でキーが変わる。最高だ。

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4. P3PPER, purpoze – Sirius [Inextremis]

最強プロデューサー二人のコラボ曲がリリースされましたね!特にP3PPERは僕が注目しているアーティストの一人です。タイトな音や、ワイドな音をうまく使い分けていて、プロデューサーからの観点では、天才だとしか言えないです。。新曲「Sirius」も期待を裏切らない。この曲は特にBreakが個人的に好き。少し壊れているかのようなギターの音は世界観を作り上げている。ドロップはいつも通り、遊び心があって聴いてて楽しい!
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5. Diplo, Miguel – Don’t Forget My Love (Joel Corry Remix) [Higher Ground Records]

曲名長いな。この曲、本当に好き。ブレークのリズム感とピアノの音が、滑らかで落ち着くが、ドロップはアグレッシブで踊りやすいFuture Raveの音が使われている。これこそクラブで聴きたいですよね。原曲も、やはりボーカルが綺麗でエモいが、ハウス界の天才「Joel Corry」のリミックスはさらにレベルアップさせた曲となっている。曲名は異常に長いですが、頑張って検索して聴いてみてください!

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ーーーこの先はColors Recordings公式Discordサーバーにてたくさんのユーザーさんから応募していただいた曲から厳選したものーーー

6. Kiesza, Nytrix – One More Time (Curbi Remix) [Dim Mak Records]

Colors Recordingsの公式Discordサーバーにて、「Yuga」さんが応募してくださった曲。原曲を尊重したエモいBreakから急激に雰囲気が変わり、Dropに入るとたった一言しか出なくなる。「えぐい」。セカンドのDropになると不意に声が出るので、通して聞く価値は十分にある。新感覚のハウスミュージックを届ける23歳のプロデューサー・DJ「Curbi」は、コロナぶりに日本に来日することが先日公開された。ナイトイベントなので自分はいけませんが、僕の分も楽しんできてください(涙)!

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7. Maone, Nadia Gattas – One More Time [Lilly Era]

今月のピアノハウスです。(本日二つ目の「One More Time」)これもColors Recordingsの公式Discordサーバーにて、「Ultra Line」さんが応募してくださった曲です!これも見逃していたので、新しい曲を発見できて嬉しい。ありがとうございます!フランスのプロデューサー「Maone」とボーカリスト「Nadia Gattas」の新曲「One More Time」。個人的に、ピアノハウスは昔から大好きで、特に夏のクラブのラウンジで聴くと最高です。この曲はボーカルが少しレトロなメロディで、懐かしい感じがする。季節にちょうどいい曲なので今のうちにチェックしましょう!

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8. MrWhite, WINARTA, Borned – A Better Way [Glow Records]

これもまた季節にあった曲。プログレッシブハウスって、夏のフェスのイメージがやはり強いですよね!今年はUltra JapanやMusic Circusなどが開催されるので、各フェスで聴けると思います。全部行きたい!Discordサーバーにて、「Chemy Olivine」さん、応募ありがとうございます!10年ほど前から流行っているジャンルだが、その勢いが止まらないのがすごい。一曲一曲が美しくて飽きないからだろうか。MrWhite、WINARTA、Bornedの新曲「A Better Way」もその美しい作品の一つだ。歌詞もいいですよね!誰かフェスでかけてくれないかな。。。?

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9. Tryple – Euforia [Halcyon]

キター!!Future Riddim!「Tryple」の新EP「Inner Experiences」の4曲目「Euforia」がリリース!この曲を紹介してくれたのは、「obaken」さんでした。実は言うと、この曲は、紹介していただく前は知りませんでした(笑)。このジャンルの曲でこのスタイルのボーカルを使った曲って少ない気がします。ばっちり合いますね。それに、セカンドドロップのリズムとメロディは開放感があって、EPの最後に置く曲として完璧すぎます。他の曲も聴くと、ストーリー性があるので聴いてみてください!

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10. Aiobahn, jeonghyeon – Worth It [Spinnin’ Records Asia]

韓国人プロデューサー「Aiobahn」と「jeonghyeon」 による新曲「Worth It」がリリース!この曲は、Colors Recordingsの公式Discordサーバーにて、「XELMAD」さんが応募してくださったものです。個人的にAiobahnは昔から好きで、いつもチェックしています。jeonghyeonも、何度か日本で公演をしていて日本でも大人気。この曲はjeonghyeonのハウスのスタイルとAiobahnのユニークな世界観も感じられて、特別な作品だと思います。皆さんもチェックしてください!

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著者「Haruumi Nishida」について

17歳のDJ・Producer。Sony Music Belgiumの傘下の「Loud Memory」をはじめ、多くの海外レーベルと契約・リリースしている。また、イベントのオーガナイズなどにも手を付け、日本のダンスミュージックシーンを盛り上げたいという思いで活動している。2022年にはレーベル「Colors Recordings」の制作・立ち上げにも携わっている。

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