この曲がアツい!現役高校生プロデューサーが厳選する今月のトップ10曲(8月編)

公開日 2022年9月1日 最終更新日 2022年9月1日

現役高校生プロデューサーのHaruumi Nishidaが今月リリースされたダンスミュージックから最も注目されるべき作品を厳選し、全国の音楽ファンへお届けします。毎月紹介される10曲は、こちらのプレイリストからご覧になれます。また、このシリーズで取り上げる曲は、毎月Colors Recordingsの公式のDiscord Serverにて募集しています。ご興味のある方は、こちらのリンクから応募してください。よろしくお願い致します。

1. Toymatz – Now We Go [Colors Recordings]

自身のユニークなスタイルを持つ日本人プロデューサー「Toymatz」が8月19日に新曲「Now We Go」をリリース!

Universal MusicのVirgin Musicと出版契約をした日本の新しいダンスミュージックレーベル「Colors Recordings」の二曲目!Toymatzの曲はボーカルチョップが特徴で、今回の新曲もその独特なスタイルの良さを見事に発揮している。また、名古屋のイベント「T2 Nagoya」にもゲスト出演し、Now We Goをプレイ!自分は行けなかったけど、動画をみていると大盛り上がりだったそう。

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2. gnirps – the diary [Self-Release]

17歳の日本人プロデューサーの「gnirps」の新曲「the diary」がリリース!

ギターメロディと、美しいボーカルでストーリーを語っている素敵な一曲です。少しSan Holoの曲を蘇らせる、切なく、甘酸っぱい感じが最高。こういう曲こそ、「真の音楽」だと個人的に思うんです。一般からは少し離れた曲の構成も、納得いきます。自分と同じ17歳のインディペンデントアーティストが独自の世界観を持っていることは尊敬します。皆さんもぜひ聴いてみてください!

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3. Be:First – Spin! [B-ME]

SKY-HIがプロデュースする日本のアイドルグループ「Be:First」がデビューし、新アルバム「BE:1」をリリース!その中でも、「Spin!」が目に止まった。

この曲のコンセプトは、最近のK-popでよく流行っているトラップ調のあるラップの曲だ。重低音のベースラインに、かっこいい男性のラップバース。トレンドをしっかり把握しながら、ボーイグループの良さを生かせているSKY-HIはやはり優秀なプロデューサーだと再確認できた。Be:Firstは、結成からわずか一年しか経っていないのにもかかわらず、Summer Sonicなど、様々なフェスで曲を披露していて、今後も期待なアーティストだ。

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4. KTTK, Zero Focus – Goodbye [Creation Town Records]

日本人プロデューサー「KTTK」と海外アーティスト「Zero Focus」がコラボし、ストーリー性のあるテックハウスの曲をリリース!

これもめちゃくちゃいいな〜!現在EDMで一番流行っているジャンルだが、それをエモーショナルなタッチを加えてストーリー性を出していることが革命的!KTTKは、去年12月にも似たようなコンセプトで「Nana」をリリースしていたが、今回はZero Focusの手も加わり、さらに複雑でオリジナルな曲となっている。

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5. SLEEPY HEVD – cosmo [Self-Release]

日本人プロデューサー「SLEEPY HEVD」が新アルバム、「calling」をリリース!その中からどの曲を紹介するかとても悩んだが、 何回も聴き直した結果、特に「cosmo」が目に止まったことに気がついた。

最初から最後まで、独特な世界観。前半は美しいシンセの音が響くが、セカンドドロップにはベースパートがあり、めちゃくちゃびっくりした。宇宙の空間をを連想させるメロディやドラムの打ち方が素敵で、曲名「cosmo」にピッタリだ。このアートを皆さんにも体験して頂きたいので是非聴いてみてください!

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6. Breathe Carolina – The Ride [Spinnin’ Records]

「Breathe Carolina」の新曲「The Ride」が世界的に有名なレーベル「Spinnin’ Records」からリリース!

Breathe Carolinaは、どこか懐かしさを残しながら新しい音を加えた曲を次々とリリースする次世代アーティストです。昔から、自分も大好きなんです。今回の曲もそれが特徴としてあらわれている。現代風のボーカルに、一昔でも流行りそうなベースハウスのドロップを加えている。これはDJも使いやすそうな一曲だ。

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7. Superfly – ダイナマイト (R3HAB Remix) [Universal Music]

日本で次々とヒット曲を出すSuperflyの曲「ダイナマイト」を世界的に有名なR3HABが今時風にリミックス!

一言で紹介するなら、「キャッチー」!原曲自体もボーカルラインがキャッチーだが、R3HABはそれを今流行っているテックハウス風にリミックスし、さらにノリやすくなっている。また、ポップスの曲にEDMなタッチを加えることで、海外のクラブなどでも流れることが期待できる。Superflyの曲が、海外で流れてるのを想像すると、ワクワクします!

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8. asuzora – Dream Lair [artByForm]

今アツい日本人プロデューサー「asuzora」がAll Nighter, Vol. 7にて新曲「Dream Lair」をリリース!

毎年開催される24時間で曲を作るプロデューサーチャレンジ「All Nighter Vol. 7」にasuzoraも参加し、見事にアルバムに収録されている。エモーショナルなカラーハウスの音で自己表現をしている曲だ。このクオリティのトラックを24時間で作った、なんて信じられないです。

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9. Shadw – Coming Back To You (Dub Mix) [Femmie Music]

日本で注目を集め続けるアーティスト「Shadw」が新曲を発表!

Coming Back To You原曲は綺麗な夏っぽいピアノハウス。そのDub Mixには、新しいテイストが加えられています!

昔のEDMを蘇らせるサウンドなのに、しっかりと新しさもあって、最初から最後まで楽しめる一曲となっている。今月の国内アーティストは強い!!この勢いで9月も沢山のリリースが続いてほしいと切実に思っています。。。

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10. Twice – Trouble [JYP Entertainment]

韓国アイドルの売れっ子「Twice」が新アルバム「Between 1&2」をリリース!そのアルバムに収録された「Trouble」がダンスポップ調でかっこいい!

K-popは、ジャズやポップス、EDMからも影響を受けていて、様々なジャンルがアルバムに収録されていことが特徴。その中からダンスミュージックの要素が強い曲を探すのが僕の趣味なんです!Twiceの曲でも、クラブのラウンジなどでかかってても違和感がないものが多くて、やはりK-popって次世代だなと毎回思います!

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この記事のライター 「Haruumi Nishida」

17歳のDJ・Producer。Sony Music Belgiumの傘下の「Loud Memory」をはじめ、多くの海外レーベルと契約・リリースしている。また、イベントのオーガナイズなどにも手を付け、日本のダンスミュージックシーンを盛り上げたいという思いで活動している。2022年にはレーベル「Colors Recordings」の制作・立ち上げにも携わっている。

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