中国の万能プロデューサー・Chaceがデビューアルバム「Belated suffocation」をリリース

公開日 2022年11月5日 最終更新日 2022年11月5日

©︎ chacesound / Instagram

5年前にChaceがファンとした約束。

「自分のアルバムをリリースする」

2018年に誕生予定だったデビューアルバム。

しかし、Chaceは当時のやり方に満足していなかった。

それから5年の年月を経て、本日Chaceの1stアルバムがリリースされた。

「Belated Suffocation」

Chaceとファンの約束から生まれたデビューアルバム「Belated Suffocation」はChace自身の心理的変化を表現した11曲が収録されている。

46 Step

「46 Step」はアルバムの中から最初にリリースされた曲だ。この後も続くミステリーな雰囲気で、アルバム全体のトーンを設定した。

タイトルの「46 Step」は、Björkの「107 Steps」をRadioheadの「15 Steps」で引き、それを割ったもの。(*107-15=92 92÷2=46)

Cinematic

「Cinematic」はタイトルトラックの1つで、創作過程で常に自分を超え、本来の力を打ち破ってきたChaceが初めてMVの監督を務めた。仮想と現実を探求するトラックで、冒頭の歌詞「Don’t wake me up. Lemme fall into my mind. Its the only place. Nothing really matters.」は、外の世界への抵抗感を表している。

In My Head

「In My Head」は、親密さについてのユートピアのように見えるが、核心は自己の追求とアイデンティティーの確立だ。軽快なメロディーに支えられた低くカジュアルなボーカルを通して、Chaceの人生信条が語られている。

Mariya

「Mariya」はデビューアルバムの心と魂だ。最初のシングル「46 Step」の全体的な神秘的トーンを継続し、トラックの感情的な表現とサイケデリックな雰囲気に焦点を当てている。曲全体を通して、求婚者の視点からMariyaの魅力が少しずつ示され、空虚でぼやけた雰囲気が人々を降伏させる。

アルバム「Belated Suffocation」をチェックして、Chaceならではの音楽世界を堪能してください。

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