この曲がアツい!今月のトップ10曲(7月編)

公開日 2022年7月30日 最終更新日 2022年7月30日

この曲がアツい!今月のトップ10曲(7月編)現役高校生プロデューサーのHaruumi Nishidaが今月リリースされたダンスミュージックから最も注目されるべき作品を厳選し、全国の音楽ファンへお届けします。毎月紹介される10曲は、こちらのプレイリストからご覧になれます。また、このシリーズで取り上げる曲は、毎月Colors Recordingsの公式のDiscord Serverにて募集しています。ご興味のある方は、こちらのリンクから応募してください。よろしくお願い致します。

1. TAIGA, Triangle – We Were Only Kids [Colors Recordings]

Future Bounce界隈をリードする日本人プロデューサー「TAIGA」とColors Recordings代表「Triangle」が新曲「We Were Only Kids」をリリース!Universal MusicのVirgin Musicと出版契約をした日本の新レーベル「Colors Recordings」の第一曲!二人のスタイルが完璧にブレンドしてて、パワフルでありながら、メロディがどこか懐かしい!。夏っぽくて、本当にいい曲ですね。色んなイベントでプレイし、温めてきたIDがやっと公開されて、ファンからの大反響が見られる。自分自身この曲がIDの状態の時からずっと楽しみにしてて、やっとストリーミングサイトで聴けて嬉しいです(笑)。今後のColors Recordingsのリリースもお見逃しなく!

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2. NUU$HI – Lost Memories [Halcyon]

日本のベース界を引っ張るARANCKのNUU$HIの新曲「Lost Memories」がリリース!これをはじめて聴いた時、声が出たんです。美しすぎる。。。ギターメロディとボーカルのイントロがたまらない!それより、ドロップの入り方、えぐすぎます。それと同じくらい、Halcyonのビジュアルの良さにも驚きました。ジャケ写と、あの映像が全て世界観に会ってて、曲としてはもちろん、ビジュアル+サウンドの「芸術作品」として評価されるべきだと感じた。

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3. AAAMYYY – 生きてみるわ [Warner Music Japan]

日本人アーティストAAAMYYYが新アルバム「ECHO CHAMBER」をリリース!その中でも、「生きてみるわ」が素敵だと思った。確かに、この曲はEDMではないが、ドラムの打ち方やエレクトロニックな音の使い方が上手すぎて、EDMファンにウケがいいのではないかと思い、紹介させていただきたいです。少しハスキーなボーカルスタイルが大好きなんです。後半に弾いているピアノのコードが美しい。そして、この曲はリズムが何度も変わり、ジャンルに囚われていないところが実験的でたまらない。8月19日に代官山UNITでライブがあるみたいなんだけど、行ってみようかな。

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4. Tsuyoshi A., Inu, Stutters – Beacon [bitbird]

今月日本人アーティスト強すぎる!日本人プロデューサー「Tsuyoshi A.」と「Inu」がボーカリスト「Stutters」とコラボし、世界的に有名なSan Holoのレーベルbitbirdからリリース!すごすぎます。自分がずっと大好きなレーベルbitbirdに、まさか日本人アーティストがピックアップされるとは。ギターと歌詞が良すぎる。それと、個人的には一つ目のドロップの後のコード進行が注目されるべきではないかと思う。これもリリースされた時暴れそうになったんですよ。三人とも、期待するしかない。

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5. Fiko, Bluk – Too Hot To Handle [NCS]

ユニークな音を追求し続ける二人のプロデューサー「Bluk」と「Fiko」がコラボし、NCSからリリース!自分がEDM聴きはじめた時はNCSからよく探していました。そこにまさか自分の友達であるBlukが載るとは!すごいです。二人とも、いつもトレンドなどに左右されず自分の音を追求したいと言っていて、それがこんな形で大反響を受けるのは見てて嬉しい。この曲も、ジャンルに当てはめるのが難しいんですよね。誰も作ったことがない音楽だからなんだと思います。こういう音楽が真の「アート」なので要チェックです!

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6. Slushii, Tokyo Machine – PEW PEW [Monstercat]

来日経験のある「Slushii」と「Tokyo Machine」の新曲「PEW PEW」がMonstercatからリリース!ピューピュー!なんか可愛いのにドロップがエグくて、めっちゃ好きなんです。ドロップの後の、ベースギターとメロディの部分が、おしゃれ。おしゃれなのか、えぐいのか、可愛いのか。どれなのかがわからない。セカンドドロップの入り方もお気に入り。アートワークも可愛いし!色々が詰まった曲です。聴いてみてください。

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7. Lucas and Steve, CRCLE – Every Day [Spinnin’ Records]

ルカステとCRCLEの新曲「Every Day」がリリース!7月のハウスリリースといえば、これ!ボーカルがレトロな感じがして、昔のハウスの曲を思い出します。ベースラインは、今時のテックハウスに影響を受けてて、現代 vs. 古代となっている気がします!構成がDJの現場で使いやすい曲なので、ありがたいです(まだ流してませんが)。Spinnin’はいつも通りいい曲をリリースしてて流石です。この曲もお見逃しなく!

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8. Porter Robinson – Everything Goes On [Riot Games]

「エモい」の象徴である「Porter Robinson」がLeage of Legendsのテーマ曲となった「Everything Goes On」をリリース!最近本当にPorter Robinsonが大好きなんです。ダンスミュージックなのに、泣けます。何度も彼の曲に救われてきたので、僕はいつも感謝の気持ちでDJ曲を使わせていただいています。今回の曲もやっぱり、最高。何回聴いても飽きない。いつか日本に来たら、絶対見に行きます。その時は皆さんも一緒に行きましょう。

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9. Brooks – Someday (ft. Isabél Usher) [STMPD RCRDS]

Future Bounceアーティスト「Brooks」が新曲を発表!来ましたーー!Brooks、かっこいい。そういえば、8月7日に来日するんです。未成年もいけるのでファンはぜひ集まってください!僕は金欠でいけないんです。(はぁ)昔Like I DoなどでヒットしたBrookは、今になっても毎回音が進化してて、音を追求し続けてることがよくわかる。Verse部分のボーカルがエモい。来日公演でみんな聴きにいけるの羨ましい!僕の分も楽しんできてください!

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10. Whitney Houston – Somebody (Who Loves Me) (David Solomon Remix) [Arista Records]

これを聴いた時めっちゃびっくりしました!懐かしのWhitney Houstonの曲「Somebody」が現代風にリミックスされています!原曲はアンセムで、時が経ってもいつまでも人々に愛されている。だから何年経ってもリミックスが作られ続ける。シンセが、少しだけ原曲のやつに似てるのがこのリミックスの一番のポイントだと思います。原曲をリスペクトして壊さないようにしながら、現代風に変えられているのが素敵。「いいリミックス」の代表例なのでは!

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著者「Haruumi Nishida」について

17歳のDJ・Producer。Sony Music Belgiumの傘下の「Loud Memory」をはじめ、多くの海外レーベルと契約・リリースしている。また、イベントのオーガナイズなどにも手を付け、日本のダンスミュージックシーンを盛り上げたいという思いで活動している。2022年にはレーベル「Colors Recordings」の制作・立ち上げにも携わっている。

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